大豆に含まれる、大豆たんぱく質と内臓脂肪との関係を調べたところ、1日5gの「βーコンゲリシニン」を3ヵ月間摂取することで、CTスキャンのデータ上から内臓脂肪の面積低下を観察することができました。
つまり、「β-コンゲリシニン」の継続的な摂取により、内臓脂肪を低減できることが明らかになったのです。
「β-コングリシニン」は、大豆中に5%、大豆たん白質中に20%程度含れる主要なたん白質成分です。
しかし、これを5g摂以するには豆乳や豆腐を杓1㎏も摂取する必要がのり、また納豆など大豆発酵食品には、たん白分解酵素の作用のため「β-コングリシニン」はそのままの形では存在していません。
今回、臨床試験に用いた粉末は、殺菌された高純度の「β-コングリシニン」で、水によく溶け風味も良いので、幅広い用途が考えられるものです。
現在、社会的問題となっている内臓肥満に端を発するメタボリックシンドロームの予防・改善に効果の高い食品を調製するための素材として、今後さまざまな分野での応用が期待できそうです。
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